アラフォーおっさんウォーキングを試みる その4
ダイエットに森林ウォーキングするとよいというのは以前書きました。
先日せっかく休みで天気も良かったため、改めて森林ウォーキングに行ってきました。最近暑くなってきたため、汗もかきながら歩いてきました。また、ぼちぼち蚊も出て来ています。もうそろそろ森林ウォーキングしにくい時期になるんでしょうね。
さて、今回も前回と同様にウォーキングついでに木の枝を集めてきました。
今週のお題「何して遊んだ?」
前回は木の枝で焚火をして味噌汁とか作りましたが、今回は、木の枝を使って炭を作ってみることにしました。というのも、焚火は楽しいのですが、焚火だと炎が結構上がって、煤や煙が結構出ます。そうすると鍋やフライパンを使った料理は良いのですが、肉や魚など網で焼くものはなかなか調理し辛いです。勿論、焚火をしばらく燃やした後、熾火状態にすれば網で焼けますが、所謂BBQをする場合には、最初から炭の方が便利です。そんな訳で、普段僕がBBQをするときは買ってきた炭を使っていますが、もし、ウォーキングして拾った木の枝から炭を作れれば、炭を買うお金が必要なくなります。ダイエットできてお金も節約できて一石二鳥です。
ということで今回はウォーキングついでに炭を作って遊びました。
炭の作り方
さて炭はどうやって作るかというと、小学生のときに理科で実験をしましたが、とにかく酸素がない状態で蒸し焼きにすること。そうすると水蒸気や木ガス、タールなどが出て、最終的に木炭が出来ます。
今回は実験ということで少しだけ作ってみることにしました。
まずは、御菓子の空き缶の中にぴったり入るように太めの木の枝を切ってセッティングしました。
そして缶の蓋をして、蓋に錐で小さな穴を数か所開けます。その缶を焚火の上にセットし熱します。備長炭のような立派な炭を作る場合には1000℃くらいの高温が必要ですが、そんな高温は焚火では実現できないため、適応にあぶります。
そうすると、開けた穴から煙が出てきます。途中で煙が燃え始め、おそらく木ガスが出ている状態が見られます。その後も炙り続けます。何だかんだ1時間くらいは炙るため、ちょこちょこ燃料となる木の枝の追加が必要です。めんどくさい。
ちなみに木ガスを燃料として使ったものは古く木炭自動車というものがあったらしいのですが、これは発生エネルギー量が少ないことと一酸化炭素による事故などにて廃れたらしいです。ただ現在木材などを使用したバイオマス燃料の開発は研究されており、将来的には実用化されるかもしれません。そうすると最近流行のSDGs問題の解決に繋がると思いますし、ウクライナ戦争みたいにロシアからの天然ガスが入らなくなるといった状況にも対応できるようになるかもしれません。日本は国土の2/3が森林に覆われていますから、木材がエネルギー源になれば、将来的にエネルギー大国の仲間入りとなり、そうすると今の中東の石油産出国みたいに木材エネルギーを輸出して、国民は税金免除、働かなくてよし!みたいなことが起こったりするといいなあとか、焚火を燃やしながらぼーっと考えてました。働きたくないでござる。
穴から煙が出なくなれば、いよいよ完成です。すぐに触ると火傷するため、冷えてから開けてみると、何とか出来てました。
やっぱり高温で作ったわけではないので、備長炭とかみたく硬いという感じでは有りませんが、何とか燃えそうです。
自作炭を使ってみる
せっかく作った炭ですから、早速BBQしてみました。
ただ作った量が少ないため、普段使う炭に混ぜて使用してみました。愛用の七輪に入れて点火。
分かりにくいですが、ほとんど普段使っているオガ炭で、赤矢印のやつが自作の炭です。やや燃えるのが早い気はしますが、一応BBQ用としては使えそうです。
そしてせっかく火起こししたので、網を置いてBBQ開始。
魚市場で買った2000円の渡り蟹をそのまま丸焼き。
そして実食。うまし。
そしてスーパーで安売りしていた豚肉ステーキを投入。うまい。
大変美味でした。ウォーキングした後のBBQはたまらんです。ダイエットは?
現在の体重 87.6 (+0.3) kg
目標の70kgまで後17.6kg。
休みは食べてしまっていかんな・・・