アラフォーおっさんウォーキングを試みる その2
ウォーキングの消費カロリー計算
早速ウォーキングを始めてみることにしましたが、ウォーキングの消費カロリーってどんなものなのか気になり、せっかくなので調べてみることにしました。
電卓メーカーのCASIOが提供している計算サイトがあって、関数やら暦やら色々計算することが出来て便利です。(https://keisan.casio.jp/)
その中にウォーキングの消費カロリーを計算するページがあって、歩行スピードと体重、歩く時間の3つを入力すると、歩行距離と消費カロリーが一発で出るという非常に素晴らしいページになっています。(https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228742)
更にその下へスクロールすると、歩き方のポイントやダイエットに効果的な時間などの項目があり、その下に計算式が載っています。それによるとウォーキングの消費カロリーは、下の計算で求められるようです。
消費カロリー(kcal) = メッツ × 体重kg × 運動時間 × 1.05
メッツ値:運動によるエネルギー消費量が、安静時の何倍にあたるかを示す値
消費カロリーで検索すると大体どこのサイトでもこの計算式が出てきます。ただこれ見て思うわけです。
この式そもそもどうやって求めたん?適当に計算式作ったんじゃないの?何でも計算で分かるほど世の中甘くないよ?( 何様w )って。
なのでもうちょっと調べてみました。
生理的熱量測定法
*さらっと読んだだけなので間違いがあるかもしれません。
17世紀後半、生物の呼気と吸気の組成の変化が、物体を燃焼させた前後の空気組成の変化に似ているという観察結果が発表されました。その後、空気の成分の研究が進み、生物による酸素消費は燃焼による酸素消費と同等であるとみなされました。つまり簡単に言えば、炭水化物やら脂肪やら蛋白質を、体内で代謝しても、外で燃やしても、発生するエネルギー、必要な酸素、発生する二酸化炭素などの代謝産物は最終的には同じだという概念が確立しました。
発生するエネルギーは最終的には全て熱に変わるため、その熱を、取り囲む周囲の水管の水温変化、呼気中の水蒸気の気化熱、あるいは対象者の体温変化などを考慮して計測するのが直接熱量測定法です。この方法はエネルギーを直接計測することが出来ますが、非常に大がかりな機械が必要で、現在はほぼ行われていません。
それに対し、使用した酸素および発生する二酸化炭素の量から、エネルギーを計算するのが間接熱量測定法です。これであれば、直接法と比べ簡便に測定することが出来、安静時、運動時の消費エネルギー (カロリー) を測定することが出来ます。
そうやって求めた消費カロリーから、運動強度など計算式を求めているのです。ちゃんと根拠があったんですね (疑ってすみません) 。
ウォーキングだけではやせないかも
ということで、
消費カロリー(kcal) = メッツ × 体重kg × 運動時間 × 1.05
上記の式に、数値を入れてみようと思います。早歩きくらいなので、メッツは4.3メッツくらい。体重は89kg。運動時間は30分。
201kcalってめっちゃ少ないな (汗)。
炭水化物、蛋白質、脂肪の燃焼カロリーは決まっていますが、減らしたいものは脂肪。脂肪の燃焼カロリーは1gあたり9kcalですので、
201kcal ÷ 9 = 22.3g
たったの1日22.3gしか脂肪が減らない計算になります。30日頑張っても669g。
1か月毎日歩いても1kgも減らない計算になってしまう。しかも1日も休みなし。
これは厳しい・・・。
ウォーキングに加えて何かしないと無理そうです。
現在の体重 88.2 (-0.7) kg
ちょっと風邪気味で食欲落ちたのが効いたのかな。
計算じゃウォーキングだけじゃここまで減らんし。
目標の70kgまで後18.2kg。